小山 薫堂KUNDO KOYAMA
「日本の品質」=「洗練されて行き着いた究極の美」
“洗練されて行き着いた究極の美”という感じがするんですけど。
突き詰めていけば、“必要な物で足りる”という事が一番美しく、あるいは一番本物なのかな、という気がしますね。カタログや写真では分からない心地よさ。手にしたときのちょっとした重量感とかバランスが抜群にいいんですよね。
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「日本の品質」=「洗練されて行き着いた究極の美」
“洗練されて行き着いた究極の美”という感じがするんですけど。
突き詰めていけば、“必要な物で足りる”という事が一番美しく、あるいは一番本物なのかな、という気がしますね。カタログや写真では分からない心地よさ。手にしたときのちょっとした重量感とかバランスが抜群にいいんですよね。
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「日本の品質」=「きめの細かさ」
簡単に言うと、きめの細かさだと思う。“気遣い”それから“安い”こと。
厳しい環境の中で物をつくってきているから、余計なことにお金を使っていない。
高品質なものが安く提供されている事は素晴らしいですよね。利益を極力に押さえ込んで物を作っている日本のブランドの清らかさというものは、日本人の我々が一番享受できる立場にあるし、強さに変わったりするのかなって思います。
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「日本の品質」=「裏側に込められた技術や工夫、こだわり」
日本って素材もそうだし、技術もそうだし、恵まれていると思うんですね。そろってる方だと思う。
同じ技術はもちろんあります。鋳物にしても、海外で作ることはできる。
だけど、そこに至るまでのアウトプットとして、例えば、材料自体を整える、調整する技術だとか、お客様に見えない部分の裏の技術だったり……陰の立役者みたいな。そういう人がたくさんいると思うんですよ。日本の職人さんの中には。
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「日本の品質」=「愛情」
物に愛情なんて宿るわけではないんだけれども、使う人が愛情を感じれば、それは愛情だと思うんですよね。
縫製のひとつひとつ、ほんのちょっとしたところのこだわりとか熱意、それって何にでも感じる場合があるわけで、そういうところから本物を感じますよね。日本の物は、こだわってこだわって作っていたりするから。
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「日本の品質」=「使えば使うほどに増す質感」
手漉きの和紙は、使えば使うほど質感が増します。作ったその時よりも、むしろ一年後
二年後の方が、質感が落ち着き、深みを増すというのが和紙の一つの特徴ですね。
もう一つは、使っても使っても強度が衰えない、劣化しにくいということが魅力です。薬品を使っていない、パルプを混入していないから、強いまま何年ももつわけです。
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